全般
- 麻酔は痛くないですか?
- 「治療が痛くて歯医者さんに行きたくない・・・・」、「麻酔が怖くて歯医者さんに行きたくない・・・・」などと言われる患者様がたくさん来院しますが、しっかりと麻酔が効いた状態であれば治療の時、痛いということはありません。麻酔も当院での治療の時は多くの方が「いつ注射したのかわからなかった」と言われて驚かれます。 痛みをおさえるための技術や道具は昔にくらべて格段に進化していますので昔より痛くなく治療することが出来るのです。 まず表面を消毒し、麻酔注射の針をさす前に、針のない麻酔器を使って歯ぐきに表面麻酔を吹きつけます。 (輪ゴムを皮膚に当てるくらいの衝撃)表面麻酔をしっかり行うことで針を刺すときのチクッとする感じはほとんどわかりません。その後しっかりと麻酔を行っていきます。 しかし、歯ぐきに炎症があった場合は麻酔が効かないことがあります。その場合はまずは炎症を抑えてから治療に入っていきます。 痛みは誰だって怖いものです。出来る限り痛みのない治療で患者様の負担を減らしていければと思います。
- むし歯治療は何回通えばいいですか?
- .むし歯の大きさにより治療回数は異なります。 咬む面の溝や前歯の歯と歯の間など小さいむし歯であれば一回で済む場合もありますが、奥歯の歯と歯の間にできているむし歯であれば型取りが必要になり治療回数が数回かかる場合もあります。 また虫歯が大きく、神経の治療や抜歯になる場合もありその場合は一本のむし歯でも数回の通院が必要です。
- 被せ物にはどのような種類がありますか
- 被せ物の種類は保険診療内で作成できるものから保険診療外では見た目の綺麗なセラミックや金属アレルギーを起こしにくく、対合歯に優しいゴールドなどがございます。
- 歯磨きをしていればむし歯にはならないのでしょうか?
- お口の中の細菌が固まってプラークという菌の塊を作り出します。そのプラークが酸を出し、歯のエナメル質を溶かし始めます。そのままにしておくと歯に穴が開きむし歯になります。 そのプラークはご自身の歯磨きだけで落とし切ることはなかなか難しく、毎日磨いていてもむし歯ができてしまうことがよくあります。定期的に取れないプラークを歯医者でお掃除することをおすすめします。
- 銀歯が取れたら歯医者に持って行ったほうが良いですか?
- そのまま問題なく使用できる状態であればまた付け直しをするので持ってきてください。 レントゲンを撮ったり、目で見て新たに虫歯ができていたり、銀歯や歯が欠けてしまっている場合は作り直しになることもありますが一度持ってきて見せてください。
- 詰め物やかぶせ物の治療をした歯はもうむし歯にはなりませんか?
- 詰め物やかぶせ物の治療をした歯は、過去にむし歯になった歯です。ハブラシが届きにくく、ブラッシングがしにくい場所や、歯並びなどの影響で汚れがたまりやすい可能性があります。治療を受けた後も治療した部分の隙間からまた菌が入り込み同じ場所がむし歯になることがよくあります。(2次むし歯)
- 笑気麻酔なら、高血圧でも治療は可能なのでしょうか?
- 笑気麻酔は、単にリラックスできるようにするものです。 リラックスすることで精神的に落ち着き、血圧が上がるのをある程度緩和するかもしれませんが、それを保証することはできません。 やはり設備の整った病院での治療が安全だと思います。自費診療ではなく保険診療で、できると思います。 かかりつけの医院で、紹介状を書いてもらって受診することをお薦めします。
- 横向きに生えている親知らずがあります。どうしたら良いでしょう?
- まずは、親知らずの問題を解決する必要がありそうですね。 抜歯かそのまま様子をみることができるかどうか?炎症の原因が親知らずなら、遅かれ早かれ抜歯が必要でしょう。 しかし、抜歯により1番奥の歯に悪影響がでることもあるし、問題なく良くなることもあります。どちらにしても、一度実際に診てみないと何とも言えません。確かに難しい状況なのかもしれません。申し訳ありませんが、この文面ではこれくらいのことしかお答えできません。
- むし歯は自然に治りますか?
- 虫歯は自然に治ることはありません。 初期の虫歯の段階であれば、唾液に含まれるカルシウムなどの成分が、歯に付着することにより、歯が再石灰化し、むし歯が改善されることもあります。定期的なフッ素塗布などが有効です。
- フッ素とは何か?フッ素を塗ったら効果はどのくらい続くのか?
- フッ素とはほとんどの食品に含まれるミネラル成分の1つです。 歯垢(プラーク)の細菌の活動を抑えること、溶けたエナメル質の修復、歯質を強化するなど、むし歯の発生を防ぐ効果があり、予防に有効な成分として注目されています。 また定期的に塗ることで効果が高まり、虫歯になるリスクが下がります。 フッ素は1回使用しただけでは効果は持続しません。 出来れば3か月に1回歯科医院で高濃度フッ素塗布を行い、ご自宅では毎日低濃度のフッ素の使用するのが効果的です。高濃度のフッ素塗布によって歯に取り込まれたフッ素は徐々に減ってきますので自宅でフッ素を使うことによって減るスピードを少なくし、歯に取り込まれているフッ素の量を下げないようにして、虫歯を予防していきます。
- フッ素の効果を教えてください。
- 歯を強くする 初期の虫歯を修復する むし歯菌が酸を出すのを抑えてくれる
- 歯の痛みなどのトラブルがないのに検診や歯石取りなどに行った方がいいですか?
- 歯の痛みがなくても、むし歯になっていないとは限りません。 定期的に検診を受け口腔内の状態を把握し歯の汚れや歯石取りをすることは、歯の寿命を延ばすことになります。
- 抜歯後に痛みがあります。
- 炎症がある歯を抜いた場合は、抜歯後の治りが悪い場合があります。 または、抜歯後に血の蓋(血餅)が取れて骨への感染がある場合に痛みが続くことがあります。歯科医院を受信されて状態を診てもらってください。
- 口臭外来も行っていますか?
- 唾液検査による細菌数の測定、呼気成分の測定、口腔内細菌の位相差顕微鏡による観察を行い、口臭の原因の参考に治療を行います。
- 歯石はどれくらいおきに取りに行ったらいいですか?
- 通常は1年に3~4回が良いです。 ただ、歯周病進行具合や自宅でのはみがき状態によっては回数が増えることもあります。
- 子供連れで行っても大丈夫ですか?
- はい。えなつ歯科・矯正クリニックでは、小児待合室を用意しております。 保護者様の診療中は小児待合室でビデオを観たり、本を読んだりしていただけます。
- 冷たいものがしみるのはむし歯ですか?
- 必ずしもむし歯が原因ではありません。知覚過敏や歯周病、噛み合わせの問題、歯の小さな亀裂など他の理由でしみることがあります。
- すれ違い咬合って何?
- すれ違い咬合とは、例えば右上の臼歯部があって左上の臼歯部が無く、右下の臼歯部が無くて左下の臼歯部がある場合の咬合のことで、あい対する臼歯部の咬合が無いことを言います。 この場合、ある臼歯部の歯が挺出してくる事が多く、噛み合わせが悪くなってしまいます。
- 悪い歯は全部抜いて、総入れ歯にした方がいいですか?
- 総入れ歯では、上顎は顎が広く吸着も良いので、残せる良い歯でも1~2本であれば、全部抜いて総入れ歯にした方が良いでしょう。しかしながら、下顎は顎が狭く安定しにくいので、良い歯はできるだけ残して、総入れ歯にしない方が良いと思います。
- 入れ歯でよく噛めません。どうしてですか?
- 入れ歯で噛めない原因は、全体の力のバランスが悪いことによることが多いです。
小児歯科
- 子供の仕上げ磨きはいつまで行ったらいいのか?
- 出来ればさせてくれるまで仕上げ磨きは行ってください。 小学6年生頃までは歯が生えかわっている最中で 歯並びが複雑な為、子ども一人では歯垢を充分に落とせません。高学年になれば幼児期のように全体を仕上げみがきする必要はありませんが、子どもがみがいたあとに、不足しているところは保護者の方が仕上げみがきをすることが大切です。(点検みがき) 上手に出来たところは子ども自身に教えてあげると子どものやる気もアップします。 「恥ずかしい」と子どもが嫌がるようであれば、歯医者さんに「正しい歯みがき・歯ブラシの使い方の指導」をお願いし、適切な歯みがきができる手助けをしてみてください。歯みがきに対する理解が深まれば、仕上げみがきに応じてくれる可能性もあります。
- 子どもが甘いお菓子、ジュースが大好きです。上手な食べ方を教えてください。
- 子どもさんだけではなく、大人だって甘いお菓子やジュースを食べたいときもありますよね? 虫歯になるから絶対に食べてはいけないわけではなく、おやつの時間を決め、だらだら食べないことが重要です。食べ物が口の中に入ると、むし歯菌(ミュータンス菌)が食べ物に含まれる糖質をエサにして酸をつくります。歯についた歯垢は本来中性ですが、むし歯菌のつくった酸により酸性に変化します。酸の作用により、時間の経過とともに歯の表面のエナメル質からカルシウムやリンなどのミネラルが唾液中に溶け出します。ミネラルが溶け出す酸性の状態が続くと、歯に穴が開いてむし歯になってしまうのです。 「間食をするとむし歯になりやすい」といわれるのは、歯垢の中が酸性になっている時間が長くなるからなのです。 子どものおやつにはエネルギーの補給やこころの満足感を得るという意味もあります。甘いもの以外にも、いろいろな食べ物を加えてあげることも大切です。食べた後には、歯みがきをするようにしましょう。できなければ、お茶かお水を飲ませたりすることでも、むし歯を予防できます。
- むし歯になりにくいおやつの採り方を教えてください。
- 食事をすると口の中のむし歯菌が糖を取り込んで酸を産生することで、急激に口の中が酸性になります。この状態が長時間続くとむし歯が出来てしまいます。 何も食べずにいると、だ液の働きなどのおかげで徐々に口の中は中性へと戻り再石灰化がおこります。ですが、せっかく中性へと戻りつつある時にお菓子を食べてしまうと、口の中は再び酸性となります。お菓子は食間よりも食後のデザートとしてなど、決められた時間に食べるのが理想です。
- むし歯はうつりますか?
- 大人の口の中のむし歯菌は、ほとんどが親から子供に感染します。お母さんの使ったスプーンやお箸、口移しで食べさせたりすることでうつります。
- 子供の虫歯治療は何歳から可能ですか?
- 基本的には何歳からという決まりはございませんが、痛みがない場合はお子さんが1人で椅子に座って治療ができるようであれば可能です。 非常に嫌がる場合にはお子さんの心にきずをつけることのないよう無理な治療は行わず、定期検診や進行抑制の薬を塗り経過を見ることもあります。その後治療をできる年齢になってから開始するなど工夫をしています。
インビザライン
- アライナーを装着したまま飲食することは可能ですか?
- 水はアライナーをつけたまま飲んでも問題ありません。ジュースなど糖分が含まれている飲み物は、アライナーの中に糖分が溜まり虫歯をつくりやすくなるため、アライナーを外してから飲むようにしましょう。紅茶やコーヒーなど着色しやすい飲み物も、アライナーを取り外してから飲んだほうが、歯の着色汚れを防ぐことができます。 食事の際には、間食も含めて必ずアライナーを取り外す必要があります。
- アライナーは一日どのくらい装着しないといけないですか?
- 原則として、アライナーは一日あたり20時間以上装着してください。食事と歯磨きの際に取り外し、それ以外の時間は就寝時も含めて装着します。一日の装着時間が短いと効果が出にくかったり治療期間が延びてしまったりする場合もあります。
- アライナーはどのようにお手入れすればよいでしょうか?
- インビザラインクリスタルという専用のアライナー洗浄剤があります。また歯ブラシでお手入れする場合は毛先を使ってやさしく汚れを取り除き、きれいに水洗いをしてください。歯ブラシで強くこすりすぎると、アライナーが壊れてしまう可能性がありますので、軽く磨くようにしましょう。また、熱湯で洗うとアライナーが変形する可能性があるので、必ず水で洗うようにしましょう。
- 歯周病の治療をしていてもインビザラインはできますか?
- 歯周病の症状の状態によって異なります。歯肉の腫れや出血もなく、歯周病の症状が安定している場合は可能です。歯肉に腫れや出血があったり、歯が全体的に大きく揺れるような状態であったりする場合には、おすすめできません。
- なかなか通院できなくても大丈夫ですか?
- 患者さまご自身で新しいアライナーに着け替えていただくため、調整などはほぼありません。通院回数がほかの矯正治療よりもずっと少ないため、忙しくて通院が難しいという方におすすめです。
- 痛みはありますか?
- アライナーの変えたては、若干しめつけられるような感覚はありますが、適合が良くなるにつれなくなります。
- 喋りづらいですか?
- アライナーは厚さ1mm以下と薄いので、発音を大きく妨げることはありません。ただ、治療開始後は慣れていないため多少発音のしづらさを感じることもありますが徐々に慣れていきます。
- ホワイトニングも同時にできますか?
- アライナーに薬剤を入れることで簡単にホワイトニングができます。
- 歯にかぶせものをしていてもインビザライン矯正はできますか?
- 可能です。ただ歯の移動をサポートするために歯の表面につけるアタッチメントといわれる小さな複合体がかぶせものにはつけられない場合があります。
- 顎関節症があってもインビザライン矯正はできますか?
- 可能です。また、顎関節の問題の中には、インビザラインのような装置で改善することもあります。
- 年齢制限はありますか?
- ありません。小児から成人まであらゆる年代の方に適した矯正治療といえます。
- 歯を削りますか?
- 移動スペース確保のため、削ることもあります。
- 治療期間はどのくらいですか?
- 個人差がありますが5年間の保証期間が設けられているためその間であれは何度でもやり直しが可能です。また、光加速化装置の使用で2~3倍のペースで進めることができるため治療期間の短縮につながります。
- アライナーが合わなくなったらどうしたらいいですか?
- 一つ前のアライナーに戻って長めに使用しすすめてください。どうしてもはまらない場合は、追加アライナーの型取りをしてアライナーの再作成を行います。このアライナーの再作成は5年間何度でもできます。
インプラント
- インプラントとは何でしょうか?
- 歯が無くなった場合に、顎骨に埋め込む人工歯根をインプラントといい、正確には歯科インプラント(デンタルインプラント)と呼ばれます。
- インプラント治療とはどのような治療でしょうか?
- う蝕(虫歯)や歯周病によって、また外傷で歯を失った場合、または先天的に歯が無い場合に顎の骨にインプラントを埋め、そのインプラントに人工の歯を付ける治療方法がインプラント治療です。インプラント治療は1本の歯がなくなった場合から全部の歯がなくなった場合まで、適用できる治療方法です。
- インプラント治療の利点は何でしょうか?
- インプラント治療の利点は、人工の歯をしっかりと固定できることです。インプラント治療においては、残っている歯を削ったり、残っている歯に義歯を安定させるための装置を付けたりすることはしません。残っている歯に負担をかけずに治療をおこなうことができることも、インプラント治療の利点です。
- インプラントは何年くらいもつのですか?
- 天然の歯と同じくらい持ちます。口腔内の清掃がしっかりとできていればその分インプラントも長持ちします。
- インプラントの手術は痛いですか?
- しっかりと麻酔を効かせてから手術を始めるので大丈夫です。長時間になるときは、麻酔を追加して効かせながらします。インプラントの手術中に痛みを感じることはありませんので、ご安心ください。
- インプラントの手術は怖くて不安
- 手術前に麻酔を効かせるので、術中に痛みを感じることはないです。それでも不安がある方は、静脈内鎮静法で、術中は眠っているような状態で、恐怖心や不安のないリラックスした状態でインプラント手術を受けることができます。静脈内鎮静法で手術を受けた方で、感じ方に個人差はありますが、あっという間に治療が終わったという声も多く耳にします。
- 歯周病でもインプラント治療は受けられますか?
- 歯周病の方でもインプラント治療は可能です。しかし、治療後のインプラントの残存率(寿命)が低いことが報告されています。歯周病にかかっている方は、歯周病の治療をしっかり行ってから、インプラント治療を行うことをお勧めします。
- インプラント治療後の腫れはありますか?
- インプラント埋入手術後、インプラント部が腫れます。腫れる程度は手術の状況により異なりますが、次第に腫れは引きますので心配はいりません。また手術部位に関連して内出血がおきて顔の一部分が紫色になることがあります。このようになった場合にも心配はいりません。
- インプラント治療後の注意を教えてください
- インプラントは骨としっかりと結合しますが、天然歯と比べると粘膜との結合が弱いため、感染しやすい欠点があります。そのため、歯ブラシやそのほかの道具を用いた患者さん自身による毎日の口腔清掃が極めて重要です。さらに、治療後良好な状態を長期維持するためには、定期的なメインテナンスが欠かせません。患者さん自身による口腔清掃が十分でない場合や定期的なメインテナンスが行われない場合、問題が起きる可能性が高くなります。
- インプラント治療前にCTを撮る必要があるのでしょうか?
- CTを撮影することで、上の顎と下の顎の骨の3次元的構造、骨の内部にある神経や血管の走行、さらにインプラント埋入予定部位の周囲の組織の状況が明らかになります。すべての症例にCT撮影が必須であるとは言えません、しかし、CT撮影をすることで、顎の3次元的な解析が可能ですので、より安全で確実なインプラント治療につながることは確かです。
- 糖尿病があるとインプラント治療は受けられないのですか?
- 糖尿病になってしまうと傷の治りが遅れ、感染しやすくなります。糖尿病の症状は血糖値によりますが、血糖値がコントロールされている状態では、インプラント治療の成功率は糖尿病にかかっていない方と同じであると臨床研究により報告されています。血糖値がコントロールされていない状態では、インプラント手術およびインプラント周囲炎のリスクが高まる可能性がありますので、十分にコントロールしてからインプラント治療を行います。糖尿病の主治医および歯科医とよく相談して、インプラント治療を計画する必要があります。
- インプラントで金属アレルギーが起こることはありますか?
- インプラントに使われているチタンは金属アレルギーが起こりにくい金属です。インプラントに使われている純チタンには、金属イオンが溶けださないという性質があるため、アレルギーが起こりにくいのです。ただし、チタンアレルギーの方は、チタンインプラント治療は受けられませんので、事前にパッチテストでアレルギーの原因を特定しておくと安心です。
- インプラント治療の費用について教えてください。
- 通常のインプラント治療には健康保険が適用出来ません。全額自己負担の自費診療となります。
- インプラント治療の治療期間について教えてください。
- インプラントの治療期間は、個々の症例によって異なります。インプラントを埋めてから、骨と結合するために一定の期間が必要であり、この期間は骨の状態に大きく影響されます。 また、インプラント治療部位に骨造成が必要な場合には、治療期間が延びることもあります。
- インプラント治療を受けた場合、MRIやCTによる画像診断への影響はありますか?
- チタン製のインプラントを用いてインプラント治療を受けた場合、そのインプラントがMRIによる画像診断に影響を及ぼすことはありませんが、インプラントの上部に磁石が付いた構造物が装着されている場合には、MRIの画像が乱れることがあるので注意が必要です。また、チタンのインプラントが埋まっていることによって、CTによる画像診断が影響されることもあります。
- インプラントは誰でも受けられますか?
- 条件が揃えば誰でも受けることは可能です。重度の糖尿病や肝臓疾患、心臓疾患、血液疾患また骨粗しょう症の方で治療薬(ビスフォスホネート系)を服用中の方などは確認が必要となります。また薬物やアルコール中毒の方、ヘビースモーカーの方などは治療の予後を左右するためお断りする場合もあります。
- いつでもインプラントオペは出来ますか?
- 歯周病が進んでいる方や極端に歯並びが悪くかみ合わせにも問題のある方などは、先にそちらの治療が必要となる場合もあります。
- 顎にインプラントを入れたいのですが顎の骨が薄くて手術ができないと言われました。
- 骨が薄くても骨を再生できる場合があります。ソケットリフトやサイナスリフトなどの上顎洞をリフトアップして骨を再生する方法や、人工の骨を入れて厚くする方法もあります。
- インプラントに保証がありますか?
- インプラント、上部構造、アバットメントに保証がありますがインプラント入った後に3ヶ月に1回当院でのメンテナンスを行っている方のみ適用になります。
- インプラントの無料相談はありますか?
- ございます。 予約制となりますので電話やメールにてご予約ください。インプラントがどういうものかの説明を行います。
- 支払い方法はどんなものがありますか?
- お支払いに関しては、院内のデンタルローンや各種クレジットカード決済がご利用いただけますので詳しくは受付にお尋ねください。
- 手術時間はどれくらいかかるのでしょうか?
- 時間は本数で変わってきますが2時間ほどになります。手術後はそのまま帰宅していただけます。入院などの必要もありません。
- インプラント治療は何歳でも受けられますか?
- 顎の成長が止まっていない年齢ではインプラント治療を行いません。個人差はありますが、通常は18歳以降を目安にインプラント治療を行うことができます。高齢の場合、年齢制限はありませんが、インプラント治療のリスクとなる全身疾患がないこと、メンテナンスを継続して行えることが必要となります。
- インプラント治療は何歳でも受けられますか?
- 顎の成長が止まっていない年齢ではインプラント治療を行いません。個人差はありますが、通常は18歳以降を目安にインプラント治療を行うことができます。高齢の場合、年齢制限はありませんが、インプラント治療のリスクとなる全身疾患がないこと、メンテナンスを継続して行えることが必要となります。
- インプラント治療の必要性は何ですか?入れ歯やブリッジとはどんな違いがありますか?
- 天然歯のような機能性や見た目を求めるのなら、インプラントをおすすめします。入れ歯やブリッジにした場合、天然歯に比べて噛む力が低下したり、歯を失った部分の骨が痩せていきます。それに対して、インプラントはしっかりと噛めるので骨吸収が起こりにくいという特徴があります。
- 手術後の入院は必要ですか?
- 入院は必要ありませんが念のため手術当日は安静にしていただくように説明しております。
- 手術後、腫れたりしませんか?
- 少し腫れることがあります。それ自体は手術に対しての当然の反応なので心配はありません。3~4日後に腫れがピークとなり、約1週間経てば完全に収まります。
- 手術後の運動は行って大丈夫ですか?
- 手術当日はできるだけ運動は避けてください。体が温まると血流が盛んになり、痛みが出たり出血する原因となります。また体が疲れると抵抗力がなくなり、治りも悪くなります。翌日からは普段通り運動していただいて大丈夫です。
補綴治療
- かぶせる歯の種類は選べますか?
- 当院では、保険診療の銀歯もできますし、自由診療のセラミックの歯や金歯も作ることができます。また、セラミックの歯はいくつか種類がありますので、その中からお選びいただけます。
- 保険診療の歯と自由診療の歯の違いは何ですか?(前歯編)
- 保険診療では銀歯の唇側に白いプラスチック材料をつけて歯っぽく見せています。ただ、中や裏側は銀歯なので、透明感がなく、年月が経つと茶色く着色してくることが多いです。また、銀が歯ぐきに溶けだして歯ぐきが黒ずむこともあります。 それに対し、自由診療の歯は、セラミックで作るので、本物のような透明感があり、周囲の歯と馴染み、自分の歯のように見せることが可能です。着色することがないのでいつまでも美しく、金属による悪影響もありません。
- 保険診療の歯と自由診療の歯の違いは何ですか?(奥歯編)
- 保険診療で治療をすると、全体をおおう銀歯になります。銀の素材の特性上、経年変化で成分が溶けて隙間ができやすかったり、金属アレルギーの心配があります。また、銀が歯ぐきに溶けだして歯ぐきが黒ずむこともあります。 それに対し、自由診療の歯は、セラミックで作るので、本物のような透明感があり、周囲の歯と馴染み、自分の歯のように見せることが可能です。いつまでも美しく、金属による悪影響もありません。
ホワイトニング
- えなつ歯科のホワイトニングはどんな感じですか。
- えなつ歯科では、マウスピースを作製し、そこに薬剤を流し行うホワイトニングです。一般的にオフィスホワイトニングは、急激に歯の色を白くするため知覚過敏や痛みがおきやすいですが、えなつ歯科では、個々の患者様にあった薬剤濃度を調整し、マウスピースを使って徐々に白くするため、そういった症状が出にくく後戻りもしずらいです。またご自宅で、好きなときにホワイトニングできるのもメリットのひとつです。
- ホワイトニング歯磨き粉は効果がありますか。
- ホワイトニング系の歯磨き粉にはいくつか種類があります。 その中でも研磨剤が強いタイプの歯磨き粉はおすすめしません。 歯の着色はとれますが、歯そのものが白くなることはなく、使い続けると歯がすり減り、知覚過敏等を起こすことがあります。研磨剤系の歯磨き粉を使われるときには、着色が気になるときだけにし、毎日の使用は控えましょう。 歯自体を白くしたいのであれば、やはりホワイトニングがおすすめです。 えなつ歯科では、担当歯科衛生士が個々の患者様にあった歯磨き粉のご紹介やアドバイスも致しますので、気になることがあれば遠慮なくお聞きください。
- 知覚過敏がある私でもホワイトニングできますか。
- えなつ歯科では2020年から、スーパーポリリンホワイトニングを導入いたしました。従来のホワイトニングに比べ、痛み(知覚過敏等)が非常に少ないホワイトニングで、知覚過敏でホワイトニングできなかった方にもぜひおすすめです。 さらにこのホワイトニングは歯を白くするだけでなく、ポリリンコーティングにより歯を傷つけにくく、歯の表面もコーティングされ、歯質が強化されます。また、透明感のある白さになり、長持ちしやすいホワイトニングなのでメリットがとても多いです。
THP
- THPってなんですか。
- トータルヘルスプロモーションの略で、北欧式予防管理型・根本的歯周治療システムのことです。お口に潜む口腔内細菌の増殖をリセットし、全身の健康を守ります。 私たちは除菌治療と呼んでおり、虫歯や歯周病に悩んでいる方にぜひおすすめしています。
- THPってどんなことをするのですか。
- まず全身に入り込んだ歯周病菌を血中から殺菌する抗生剤を服用していただきます。 抗生剤の効果がある1週間の間に、口腔殺菌機能水やハリゾン(カビ取り専用抗真菌剤)等を用いながら、歯石取りを行います。また、歯のクリーニングを行い綺麗にします。
- THP後はどうしたらいいのですか。
- PMCといって、除菌を定期的に行う専用のメンテナンスがあり、そちらを最低、3ヶ月に1回受診されることをおすすめしています。セルケアの状態が悪かったり、周りの方から感染したりすると、悪玉細菌が増殖することがありますので、定期的なメンテナンスは必要です。
小児矯正
- 過蓋咬合とはなんですか?
- かみしめが強いと奥歯が低くなり前歯のかみ合わせが深くなります。そのため正面から見たときに下の前歯が見えない状態をいいます。
- 頬杖をつくとよくないのはなぜですか?
- 頬杖をつくことで顎に垂直的にも斜めにも大きな力が加わります。垂直的な力が強くかかると過蓋咬合(前歯が深くかみ合い、下の前歯が見えない)の傾向が出たり、斜めからの力が加わると歯の中心がずれてくる可能性があります。
- どうして口呼吸より鼻呼吸がいいのですか?
- 鼻にはウイルスや細菌、ごみを鼻毛や鼻粘膜で除去して気管や肺を保護する役割があります。口呼吸は口を常に開けている状態なのでお口の中が乾燥して汚れや着色がつきやすくなったり、むし歯のリスクも高くなったりします。またぽかんとお口が開いたままになっていると舌や唇の筋力がつけられず口元がでっぱったような横顔(口ゴボ)になってきてしまします。
- 子供の矯正治療は何歳からできますか?
- 反対咬合(受け口)の場合は骨格的な問題になっているケースが多いため、4歳頃からの治療が可能です。歯の重なり(前歯のガタガタ、八重歯)や出っ歯などを治したい方は6歳頃からの治療をおすすめしています。早めに治療を行うことで顎の成長を促し、大人の歯を並びやすくする(抜歯をしなくていいように顎の器を大きくする)ことができたり骨格的な問題を改善し顔のバランスをよくすることができます。
- 子供の矯正治療はどういうものがありますか?
- 年齢やはえている歯の状態によって変わってきます。小学校に上がる前~小学生のお子様は顎の成長を促す治療が中心になってきます。舌のポジションを正しい位置にする、唇の筋力をきたえるなどを目的とした装置を使ってもらったり、トレーニングを行ったりします。小学校中学年~高学年のお子様は子供向けの透明のマウスピースを付ける治療もあります。顎の成長を促しつつ、歯並びもきれいにしていくという目的で行っていきます。
- どうして歯並びは悪くなってしまうのですか?
- 軟らかいものばかり食べていたり姿勢が悪い状態で食事をしていたり、指しゃぶりなどの癖がついていると歯並びが悪くなる原因になってしまいます。正しい姿勢でよく噛んで食べることで舌の筋力が鍛えられ、顎の成長を促し歯も並びやすくなります。指しゃぶりなどの癖があると歯に大きな力がかかり、歯並びに影響を与えてしまうため5歳頃になってもやめられない場合は歯科医院での相談が必要になってきます。あとは遺伝的な原因(骨格的な問題、はえてくる歯の本数が少ない、多いなど)も考えられます。